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劇場版「ペルソナ3」第3章 初日舞台挨拶 オフィシャルレポート

ついに公開となった劇場版「ペルソナ3」第3章。その初日となる4月4日に、結城 理役の石田 彰さん、岳羽ゆかり役の豊口めぐみさん、伊織順平役の鳥海浩輔さん、山岸風花役の能登麻美子さん、天田 乾役の緒方恵美さん、アイギス役の坂本真綾さん、そしてアニプレックスの足立和紀プロデューサーが登壇しての舞台挨拶が新宿バルト9にて行われました。

劇場版「ペルソナ3」第3章 初日舞台挨拶

第3章の公開を楽しみにしていたファンの大きな拍手とともに登壇されたキャストのみなさん。簡単なひとことに続いて、ご自身が演じられた役で苦労した点は?という質問に、石田さんは「第3章ではこれまで演じてきた結城 理、ファルロスに加えて、新たに望月綾時というキャラクターも演じています。それぞれのキャラクターの演じ分けよりも、このキャラクターたちの物語がみなさんのなかにスッと入っていけるかという部分を強く意識して演じました」とコメント。続いて豊口さんにコメントを求めると「ゆかりとは似ている部分が多いので、キャラクター作りで苦労したことはありません。ただゲームの収録から時間が経った作品なので、若さだけは保つように意識しました(笑)」と回答。そのコメントを受けて進行役が、他のみなさんも演じられたキャラクターと似ている部分はあるかもしれませんねとコメントすると、坂本さんから「アイギスと似ていたらいろいろ問題でしょう(笑)」と突っ込まれる場面も。

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続いて、鳥海さんにお話を伺ったところ「キャラクターに命を吹き込むという意味では似てくる部分もあるかもしれませんが、基本的に僕が順平と似ているのは性別くらいです」と会場の笑いを誘うと、緒方さんが「性別も違う私はどうなるの?」とさらなる突っ込みを見せ、会場はおおいに盛り上がっていました。さらに、足立プロデューサーからは第3章の見どころとして「熟練の元永慶太郎監督が魅せるアクションシーンが見応えたっぷりなので、みなさんも戦闘シーンに注目してください」と、これから上映される第3章の見どころを紹介しました。

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続いて、事前にツイッターでファンから募集された質問へ。まずは第3章で披露されるアイギスの名言「ダメであります」にちなんで、「キャストのみなさんが、これだけはダメというものはありますか?」という質問。この質問に対し、アイギスを演じる坂本さんは「エビがダメであります」とアイギス口調のサービス付きで回答してくれました。なんでも「味は好きなのですが、見た目が虫にしか見えない」という理由でダメなのだとか。この答えに石田さんが「じゃあ、むきエビなら大丈夫なの?」と聞くと、坂本さんは「それはそれで幼虫に見えるので……」と、どうしても苦手なことを告白。続いて豊口さんは「暖かくなってくると、ダラダラしてしまう自分がダメであります」と日常が垣間見られる回答を披露。能登さんは「最近、ピーマンの種がわらわらしているところがダメです」と回答。その細かすぎる答えに会場には笑いがもれていました。最後に石田さんにダメなことを伺うと「包み隠さず言うと、ダメなことは人付き合いです」と告白、会場は再び爆笑の渦に。その後のフォトセッションでも、カメラマンに「石田さん、スマイルでお願いします」と注文され、石田さんから「こういうところが、本当にダメであります」とコメントが飛び出し、キャストも含め会場全体が笑いに包まれる場面も見られました。

劇場版「ペルソナ3」第3章 初日舞台挨拶

続いての質問では、第3章でも描かれる修学旅行にちなんで「修学旅行の思い出」を伺うことに。緒方さんは「昔はおおらかな時代だったので、とてもじゃありませんがここではお話できないことばかりです(笑)」と回答。鳥海さんも「僕もおおらかな時代だったのですが(笑)、思い出に残っているのは高校生のときの東北地方へのスキー旅行です。その帰りのバスに乗る直前に、わんこそばを食べることになったのですが、血気盛んな高校生は張り切っちゃうじゃないですか? 僕は自制したのですが、案の定帰りのバスは大惨事になってしまって……(笑)」という思い出を披露してくれました。

劇場版「ペルソナ3」第3章 初日舞台挨拶


最後にファンのみなさんへのメッセージも贈られました。

足立和紀プロデューサー
見どころがたくさん用意された第3章ですが、僕からは2つの見どころを紹介したいと思います。1つは、結城 理と望月綾時の会話の掛け合いです。ゲームではプレイヤーの分身として主人公はあまり話すことがないので、これらのシーンはアニメならではの魅力だと思いますし、石田さんの熱演も相まった会話のテンポ感を楽しんでいただけると思います。そしてもう1つは修学旅行です。修学旅行の見どころは葉っぱです(笑)。そんなところにも注目しつつ、最後まで楽しんでください。

天田 乾役・緒方恵美さん
『ペルソナ3』は、ゲームのころからストーリーが魅力的な作品だと思っていたのですが、ストーリーが素晴らしい作品は得てしてボリュームが膨大になってしまうので、アニメ化をするときに大変なんです。そういう意味でも、『ペルソナ3』は劇場版向きな作品だと思いますし、各章の監督が物語をうまくまとめてくれているので、そうした物語の流れも感じながら楽しんでいただければと思います。

アイギス役・坂本真綾さん
アイギスというキャラクターに出会って何年も経ちましたが、演じるほどに難しいと感じていて、演じるたびに新鮮な気持ちになっています。そんなアイギスの変化も含め、第3章でもたくさんの出来事が起こるので、めくるめく90分をじっくり楽しんでください。

山岸風花役・能登麻美子さん
前2章と同じくとても濃い内容になっているので、あっという間の上映時間だと思います。どのシーンも見応え十分なので、余すことなくゆっくりじっくり楽しんでいただければと思います。

伊織順平役・鳥海浩輔さん
本当に盛りだくさんの内容になっていて、演じる側としても感情の切り替えが忙しい作品でした。そんな感情の変化をみなさんにも感じていただければと思いますので、最後まで集中して楽しんでください!

岳羽ゆかり役・豊口めぐみさん
激しいバトルシーンがあれば、修学旅行のようなのんびりしたシーンもあって、色々な感情が揺さぶられる物語を楽しんでください。ちょっとだけネタバレをすると、ゆかりの平手はサウスポーです(笑)。

結城 理役・石田 彰さん
見どころは本当にたくさんあるのですが、それをみなさんに言葉で伝えるよりも、ご覧になって確かめていただきたい作品です。ぜひ劇場で楽しいひとときを味わってください!

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